SSとか小説を載せるかもしれません。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
101
--失われた王国、塔--
盗賊「あの時俺はお前を見捨てたんだ……。なにが仲間だよ!!誰一人かけることなくって言ったのにさ!!最低だよ俺……確実にお前がやられちまうと思ったけど、それでも俺は勇者を優先したんだ」
シャーマン『そ、それの何が悪い!!む、むしろあの時助けに来ていたらおでは盗賊を軽蔑してたぞ!!』
盗賊「……かもしれない……でもさ。俺、結局何も出来てない……。知ってるか?お前が死んだあと賢者さんと踊子さんがパーティから脱退したんだ。あれも……俺のせいだ」
シャーマン『……』
盗賊「勝手に自分の意見ばっか言っちまった。自分だって同じようなことしてるのにさ」
シャーマン『と、盗賊……』
盗賊「結局、勇者の意見に従うとか言っておきながら、俺は勇者の意思を無視して連れて逃げたんだ。そんなことしたら南の王国がどうなるのかわかってたくせに」
盗賊はふるふると涙を流し始める。
盗賊「俺は勇者を救うためにたくさんの命を犠牲にした……。そして自分が勝手にやったことなのに、勇者の『ために』なんて言ってる俺が弱くて情けなくてむかつくんだ!!」
--失われた王国、塔--
盗賊「あの時俺はお前を見捨てたんだ……。なにが仲間だよ!!誰一人かけることなくって言ったのにさ!!最低だよ俺……確実にお前がやられちまうと思ったけど、それでも俺は勇者を優先したんだ」
シャーマン『そ、それの何が悪い!!む、むしろあの時助けに来ていたらおでは盗賊を軽蔑してたぞ!!』
盗賊「……かもしれない……でもさ。俺、結局何も出来てない……。知ってるか?お前が死んだあと賢者さんと踊子さんがパーティから脱退したんだ。あれも……俺のせいだ」
シャーマン『……』
盗賊「勝手に自分の意見ばっか言っちまった。自分だって同じようなことしてるのにさ」
シャーマン『と、盗賊……』
盗賊「結局、勇者の意見に従うとか言っておきながら、俺は勇者の意思を無視して連れて逃げたんだ。そんなことしたら南の王国がどうなるのかわかってたくせに」
盗賊はふるふると涙を流し始める。
盗賊「俺は勇者を救うためにたくさんの命を犠牲にした……。そして自分が勝手にやったことなのに、勇者の『ために』なんて言ってる俺が弱くて情けなくてむかつくんだ!!」
PR
91
--失われた王国--
盗賊「か、金なら払うから見逃してくれ」
護皇「ここでは金なんて使えねェぜよ」
勇者「え」
護皇「ここでは働かなきゃなんもくえねぇのさ。理想的ぜよ?」
盗賊「なるほど」
護皇「だからニートは死ぬ」
盗賊「……なるほど」
勇者「じゃあ私も働きますからどうか見逃してやってください!」
護皇「いいよお譲ちゃん貧乳可愛いから許す」
勇者「何このホームレス」
--失われた王国--
盗賊「か、金なら払うから見逃してくれ」
護皇「ここでは金なんて使えねェぜよ」
勇者「え」
護皇「ここでは働かなきゃなんもくえねぇのさ。理想的ぜよ?」
盗賊「なるほど」
護皇「だからニートは死ぬ」
盗賊「……なるほど」
勇者「じゃあ私も働きますからどうか見逃してやってください!」
護皇「いいよお譲ちゃん貧乳可愛いから許す」
勇者「何このホームレス」
81
--王国、路地裏--
ドカドカドカドカ
走り回る憲兵達。
勇者「……」
盗賊「……」
路地裏に隠れている盗賊と勇者。
盗賊「あいつちくりやがった……」
勇者「……」
盗賊「くそ、そんなに連発して使えないっていうのによぉ。ちょっと回復したから行こうぜ勇者」
勇者「どこに行くの?」
盗賊「……俺んち」
勇者「……あ」
盗賊「俺んち今日家族いないんだ」
勇者「パス」
--王国、路地裏--
ドカドカドカドカ
走り回る憲兵達。
勇者「……」
盗賊「……」
路地裏に隠れている盗賊と勇者。
盗賊「あいつちくりやがった……」
勇者「……」
盗賊「くそ、そんなに連発して使えないっていうのによぉ。ちょっと回復したから行こうぜ勇者」
勇者「どこに行くの?」
盗賊「……俺んち」
勇者「……あ」
盗賊「俺んち今日家族いないんだ」
勇者「パス」
71
--魔王城、外--
盗賊「またか!!」
勇者「まって盗賊!!」
臨戦態勢を取ろうとする盗賊を止める勇者。
盗賊「でも!!」
勇者「……この人は、元王国騎士団の軍団長なの」
盗賊「なにっ!?」
1号「……」
勇者「本当にたまにだけれど、私の修行に手伝ってもらったりした人なんだ……」
1号「……今思えば懐かしい」
勇者「1号さん……あの」
1号「実の孫のようにおもっておった……」
1号は一歩前に出る。
--魔王城、外--
盗賊「またか!!」
勇者「まって盗賊!!」
臨戦態勢を取ろうとする盗賊を止める勇者。
盗賊「でも!!」
勇者「……この人は、元王国騎士団の軍団長なの」
盗賊「なにっ!?」
1号「……」
勇者「本当にたまにだけれど、私の修行に手伝ってもらったりした人なんだ……」
1号「……今思えば懐かしい」
勇者「1号さん……あの」
1号「実の孫のようにおもっておった……」
1号は一歩前に出る。
61
--西の王国--
スカイライダー「すっごいまぶしっ!!」
太陽光を反射されたスカイライダーはわずかに目測を誤り地面に落ちてしまう。
ずぼんっ!!
スカイライダー「……うむ?」
盗賊「あーらら。そこは地獄だぞー?なんてったって、底なし沼の罠しかけといたからな」
ずぼずぼ
スカイライダー「う、うむむ!?」
盗賊「しかもあんな速度でつっこんじゃぁなぁ。自力で這い出てくるのはきっついよねぇ」
スカイライダー「うむむむぶぶぶぶ!!」
盗賊「はい合唱」
勇者「ちーん」
--西の王国--
スカイライダー「すっごいまぶしっ!!」
太陽光を反射されたスカイライダーはわずかに目測を誤り地面に落ちてしまう。
ずぼんっ!!
スカイライダー「……うむ?」
盗賊「あーらら。そこは地獄だぞー?なんてったって、底なし沼の罠しかけといたからな」
ずぼずぼ
スカイライダー「う、うむむ!?」
盗賊「しかもあんな速度でつっこんじゃぁなぁ。自力で這い出てくるのはきっついよねぇ」
スカイライダー「うむむむぶぶぶぶ!!」
盗賊「はい合唱」
勇者「ちーん」