SSとか小説を載せるかもしれません。
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--処刑場--
勇者(よくも!よくも!!盗賊をおおおおお!!)
ガイン!!
受付「あなたが強いのは知っています。魔王を倒せる人間なんて世界広しと言えどあなたしかいないでしょう。ですが」
ドシュッ
勇者「っっ!!」
勇者の右肩が斬られてしまう。
勇者(あああああああああ!!!!)
ギギギン!!
受付「あなたは対魔能力に長けた人間、私は対人能力に長けた人間……私達はまるっきりの正反対ですね。人を斬ったことはないですか?どうも鈍いです。私に斬らない日はありませんよ」
ドシュドシュドシュドシュ
勇者の手足は全て斬り落とされる。
勇者「っっ……」
受付「……人を殺す技術で私に勝てるものは存在しません」
--処刑場--
勇者(よくも!よくも!!盗賊をおおおおお!!)
ガイン!!
受付「あなたが強いのは知っています。魔王を倒せる人間なんて世界広しと言えどあなたしかいないでしょう。ですが」
ドシュッ
勇者「っっ!!」
勇者の右肩が斬られてしまう。
勇者(あああああああああ!!!!)
ギギギン!!
受付「あなたは対魔能力に長けた人間、私は対人能力に長けた人間……私達はまるっきりの正反対ですね。人を斬ったことはないですか?どうも鈍いです。私に斬らない日はありませんよ」
ドシュドシュドシュドシュ
勇者の手足は全て斬り落とされる。
勇者「っっ……」
受付「……人を殺す技術で私に勝てるものは存在しません」
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--処刑場--
ドサ
盗賊「!!!!!!!」(勇者!!!!)
崩れ落ちる勇者を抱きとめようと盗賊は手を伸ばすが、盗賊の中身がこぼれてしまい、前に進めない。
盗賊(なんでだ……もっと致命的なダメージでも動いてたのに、なんでこんな一撃で……あ、g)
ドサ
受付「……」
踊子(ああああああああ!!)
ヒュンッ
後ろからの不意打ち。それでも踊子の飛び蹴りはあっさりとかわされる。
受付「無駄です」
一瞬の交差のうちに踊子の両足の腱は斬られていた。
踊子(ぐっ!!……へへ)
踊子は不敵に笑う。
王様から受付を離れさせるという狙いは成功したのだから。
闘士「!!!!」
その隙に闘士が王様に突進する。
受付「!?王様!!」
受付がそれに気付いて走り出すがさすがに間に合わない。
兵士X「王様!!」
その時、兵士Xが闘士と王様の間に入る。
63
--処刑場--
兵士X「しぃっ!!」
バシッ
兵士Xの斬撃を、闘士は左腕で受け止める。
兵士X「なっ!!」
ドゴッ
そして右腕で吹き飛ばされてしまう。
兵士X「ぐあっ!!」(これが魔王を倒した勇者達の……力!)
闘士「!!!!」
闘士の右腕が
受付「よく時間を稼ぎました。地位の向上をお約束いたします」
吹き飛ばされる。
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--城門--
魔法使い「……何かあったのか?騒がしいが」
兵士A「魔族の処刑をしてるんですよね。逃げ出したんでしょうか」
魔法使い(……勇者……か)
兵士B「名前なんでしたっけ?あの魔族。サキュバスでしたっけ?」
バサッ
魔法使い「はっ!!」
サキュバス「はぁ?私はここにいるわよ?」
魔法使い「お前!!」
サキュバス「西の王国ではよくもやってくれたね。お返しにきたよ!」
魔法使い「雷属性レ」
サキュバス「氷の牢獄」
バッキャーン
魔法使いと二人の兵士は氷の檻に捕えられてしまう。
魔法使い「しまった……」
サキュバス「さぁてと……あっちか。じゃあねえ~」
サキュバスは処刑場へと飛んでいく。
65
--処刑場--
闘士「!!!!」
闘士は片腕を無くしながらも王様に近寄ろうとする。
受付「やはり耐久が高いですね。さすがです」
ドシュドシュドシュドシュドシュドシュドシュドシュ!!!!
闘士の体が何度も何重にも斬りつけられ、血を噴き出しながら倒れて言った。
ドシン
賢者「!!」(みんな!!)
受付「あとは一匹ですか」
兵士R「ふんっ!!」
ドス
賢者「っ!!……っ」
後ろから兵士の剣で貫かれる賢者。
賢者(こんな……ことが)
ドスドスドスドス
王様「……終わったか」
王様は足元の踊子を見下ろして呟く。
処刑場には5人が血まみれになって倒れていた。
66
--処刑場--
王様「馬鹿なことを……たった一人死ねばよかっただけなのに……馬鹿だな」
王様は心底残念そうに嘆いた。
勇者「…っ!!…っ!!」(あああああああああああああああああああああ!!!!)
勇者は身動きすらできない。首の力だけで盗賊のもとへすり寄ろうとした。
そこに王様が歩いてやってくる。
ガチャリ
王様「私が結局やらねばならぬか……」
勇者(盗賊をっ!!……みんなをよくも!!!!)
勇者は涙を流しながら憎しみの目で王様を睨んだ。
男の子「さぁどうする?まだ今ならみんなは助かるかもしれないよ」
体育座りをしている男の子は勇者に問いかける。
男の子「心で思えうだけでいいんだよ。さぁさぁ」
勇者「……」
王様「さらばだ、我が娘よ」
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--処刑場--
バキバキバキ
突如空から氷の柱が飛来し、王様の大剣を封じる。
王様「!!お前は……」
大賢者「まさか、大魔法使い……か?」
サキュバス「久しぶりだねぇ、弱虫大賢者に甘ったれ大剣士」
王様「今更何をしに来た。お前の主は死んだのだぞ?」
サキュバス「新しい主がそこにいるじゃないのさ」
サキュバスが指さしたのは、勇者。
王様「きさま!!」
受付「王様、空を飛ぶ魔族を相手に戦う手段を私は持ちません……」
大賢者「く!」
サキュバス「やめときなよ、あんたの魔法じゃ私に勝てないでしょ?」
68
--処刑場--
サキュバス「そこに転がってるのをもらってくよ。もういらないんでしょ?」
王様「そんなことを私が許せると思うか?」
サキュバス「じゃあ……出来る限り一般人殺しちゃうけど?」
王様「……脅迫か。落ちたな大魔法使い」
サキュバス「私は魔王様の永久なる右手、サキュバス様さ」
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--魔王城--
盗賊「……あ?」
盗賊が目を覚ますとそこは、
モンスター「ぐえっぐえっ」
盗賊「……」
モンスター「ぐえっ?」
緑色の比較的グロテスクなモンスターが目の前にいた。
70
--魔王城--
盗賊「……あれぇ」
盗賊は緑色の溶液に浸っている。
盗賊(そういや俺、腹かっさばかれて……)
リアル沙耶みたいなモンスターは何かボードのようなものを掲げてきた。
『具合だいじょぶか?』
盗賊「あぁ……うん」(俺はモンスターに治されてたのか?)
ゆうsは「盗賊ー、意識戻っタカ?」
ひょっこり顔出した勇者。
盗賊「あ」
勇者「……あ////」
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