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--東の村、風呂場--
勇者「ふいぃ~。お風呂は人類最高の発明ね」
踊子「勇者様~♪」
勇者「ぶっ!!なんでまた入ってきてんの!!」
踊子「えぇ?もう隠すもんなんてないからいいじゃないですか~」
勇者「そういう問題じゃ、ぎゃっ!!」
踊子「えっへっへっへ~」
--東の村、風呂場の外--
盗賊「ふむ……キャッキャッと声が聞こえる……勇者さん達がいるのは確かなようだ」
勇者「こらっ!やめろ!!このパーティは同性愛者ばっかりか!!」
踊子「えっへっへっへ~」
盗賊「精神を研ぎ澄ませ……絶対にできると信じろ……奥儀!透視眼!!」
盗賊の左目に魔力が集まっていく。
盗賊「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」←小声
カっ!!
勇者「ち、ちょっとっ~」
盗賊「見えたっ!!!!…………………あれ?」
--東の村、風呂場--
勇者「ふいぃ~。お風呂は人類最高の発明ね」
踊子「勇者様~♪」
勇者「ぶっ!!なんでまた入ってきてんの!!」
踊子「えぇ?もう隠すもんなんてないからいいじゃないですか~」
勇者「そういう問題じゃ、ぎゃっ!!」
踊子「えっへっへっへ~」
--東の村、風呂場の外--
盗賊「ふむ……キャッキャッと声が聞こえる……勇者さん達がいるのは確かなようだ」
勇者「こらっ!やめろ!!このパーティは同性愛者ばっかりか!!」
踊子「えっへっへっへ~」
盗賊「精神を研ぎ澄ませ……絶対にできると信じろ……奥儀!透視眼!!」
盗賊の左目に魔力が集まっていく。
盗賊「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」←小声
カっ!!
勇者「ち、ちょっとっ~」
盗賊「見えたっ!!!!…………………あれ?」
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--翌日--
勇者「よし!今日も元気にいくぞ!」
踊子「お~」
賢者「と、盗賊さん……どうでした?成功しましたか?」
盗賊「あ、賢者さん……それが、スイカは無くて板だったんだよ。この世の中は偽りだらけだったんです……」
賢者「?言ってることがよくわかりませんね……」
盗賊「それより賢者さん、やつれきってるけどどうしたの?」
賢者「盗賊さん……よく……今まで無事でしたね……」
盗賊「?……あ、ああああああ!そうか、昨日、賢者さんは闘士さんと一緒の部屋……」
賢者「僕は……盗賊君ほど……足が速くないので……逃げられませんでした」
盗賊「賢者さん……」
闘士「お、おで」つやつや
13
--東の森--
盗賊「あー強かった」
賢者「終盤絶叫しながら襲いかかってきてましたね」
踊子「食べられちゃうかと思って怖かった~」
勇者「一番多くモンスター倒してたくせに……。そういや盗賊、盗むを使ってみたんだろ?何を手に入れたんだ?」
盗賊「あぁ、そういやなんだろ。紙っぽかったけど」
ペラ
盗賊「なんか書いてある。なになに、『とうちゃん、ゆうしゃとたたかうことになった。むすめ、たっしゃでくらせ』……」
賢者「……」
闘士「……」
踊子「あ、あはは」
勇者「……もう盗むは使うな」
14
--第十三のダンジョン--
勇者「さぁ最後のダンジョンだ!気を引き締めていくぞ!!」
盗賊「おおー!!え、えええ!?最後!?」
賢者「僕達この前のが初めてのダンジョンだったのに……」
闘士「お、おで」
踊子「そうなんですかぁ?1~11はどうやってクリアしたんですか?」
勇者「……」
盗賊「……多分勇者さんが一人で」
踊子「え?wwwじゃあ勇者さんだけで全クリ出来そうですね♪」
盗賊「ずーん」
賢者「ずーん」
闘士「ずーん」
勇者「そ、そんなことを言ってはだめだ!みんながんばってるんだし!!」
15
--第十三のダンジョン地下二階--
盗賊「そういえば、踊子ちゃん、踊子なのに踊ってるとこみたことないね。いつも蹴り技で敵を倒しちゃって」
賢者「そういえばそうですね」
踊子「あ、見たいですか~?じゃあ次モンスターと戦闘になったらやります~」
モンスターがあらわれた!
賢者「さぁ!どんなダンスが飛び出すのか!!」
踊子「れっちゅごー!!うぉっちゅてまいはーん、あーうぃびぃやーめーん、そーとぅなびかむ、だんさむっなどうぇーん♪」
盗賊「あ、ああああああ!!たけふじのCMみたいな踊りしてる!!しかもうちらの攻撃力すっげぇ上昇してるよ!!」
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--第十三のダンジョン地下八階--
盗賊「パーティ全体強化って強力だったんだね、あのモンスター達をいともあっさりと倒せるとは」
賢者「肉体系でない僕の拳でさえ結構な威力がでてましたからすごいですね」
闘士「お、おでの強化魔法に、近かった」
ロドリゴ「デショー、スゴイヨー、イキイイヨー」
勇者「闘士と賢者の強化魔法を重ねがけした後に、私自身を強化する技を繰り出せばかなり強そうだな」
盗賊「勇者さん、そんな能力もあるんだ。さっき回復もしてたし万能じゃないすか」
賢者「まったくですよ」
ロドリゴ「シャチョサーン、ピチピチアルヨー」
闘士「お、おで」
盗賊「ねぇ、踊子さんは……ああああ!なんか違う人になってる!!」
勇者「!?これはモンスター、ロドリゴ!!名前が似てたから気付かなかった!!」
17
--第十三のダンジョン地下七階--
踊子は、数百のモンスターの死骸を積み重ねた、ピラミッドの頂きで佇んでいた。
踊子「……なんで置いていったんですか」
盗賊「いや、あの、ごめんなさい……」
踊子「待って、って言ったじゃないですか。モンスターいっぱいいたんですよ?」
賢者「あの、ほんと、ごめんなさい……」
踊子「本当にちょっと……危なかったんですよ?」
勇者「ほんと、えっと、ごめんなさい……」
踊子「……さすがのわたしもいまのは死ぬかとおもった……このわたしが死にかけたんだぞ……」
闘士「ごめんなさああああああああああああああい!!!!」
18
--第十三のダンジョン地下十二階--
踊子が拗ねている。
19
--第十三のダンジョン地下十八階--
踊子の魔法舞。賢者の魔力が減った。
20
--第十三のダンジョン地下二十六階--
踊子の会心の一撃。闘士は息絶えた。
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