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--宿屋--

盗賊「そんな知略にとんだことを、あの戦場でやっていたとは……」

賢者「何を言ってるんです。相手の属性を看破できていたのは、盗賊君の鑑定眼のスキルのおかげじゃないですか」

盗賊「鑑定眼?何それ?弱点を見つける透視眼じゃなくて?」

一同(そのスキルが無くなってたのかよ……)

パーティにおける盗賊の価値がさらに低下した。

盗賊「そういや勇者さんの属性って……」

勇者「ん!?えっとねぇ……全部wwえへへ」

盗賊「ふざけんなよ!!」

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--宿屋--

勇者「……どうだった?」

盗賊「まさか……わざとだったんですか。髪の毛がこれ見よがしにテーブルに置いてあったのも、俺に本を渡したのも」

勇者「うん……」

盗賊「なんでですか。どうして」

勇者「……私を知っておいて欲しかった。私がどんな想いで勇者をやっているのかを。あの時みたいに君が……身を犠牲にしてまで守る必要のある存在なのかを」

盗賊「……」

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81

--誰かの過去--

それから私は王国に連れて行かれることになる。玉座の間で初めて王様に会った。

王様「君か……こんな幼いのに大変なことだ」

?「……」

王様「……大賢者」

??改め大賢者「はっ」

王様「この子の世話をお前に任せる」

大賢者「お任せください」

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71

--誰かの過去--

王国からえらい人がやってきたらしい。なんでも私の噂を聞いて来たそうだ。

団長「いやいやそうはおっしゃられましてもぉ。あの子は我がサーカス団の顔なんですよぉ」

??「好きなだけ金を払ってやる。いくらがいい?」

団長「……そうですかぁ。では100億用意して頂きましょうか」

??「……」

団長「貴方様が本当に王国の使者で、それほど重要だと言うのであればそれくらい払えるでしょう?」

??「……わかった。明日までに持ってこさせよう」

団長「なぬ!?」

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61

--誰かの過去--

私の最初の記憶。
それは下水道で生活していた時のもの。
暗くてジメジメしていて汚い水が流れている。でもそれが世界の全てだと思っていた。

??「あら、ここにいたの。あんまり動いちゃだめだと言ったでしょ」

?「うん、でもねずみさんがいたのー!」

今考えるとおかしな話だが、私は喋る白い色のワニと暮らしていた。

??改め白ワニ「ほら食べ物を持って来たよ。いつものきれいな場所で食べようね」

?「うんー!!」

どういう経緯で白ワニと出会ったのかわからないが、私にとって白ワニは親のようなものだった。

白ワニ「最近上の人間達が私達に気づいたようなの。そろそろ引っ越しをしようと思うのよ」

?「わかったー」

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