SSとか小説を載せるかもしれません。
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101
--宿屋--
盗賊「そんな知略にとんだことを、あの戦場でやっていたとは……」
賢者「何を言ってるんです。相手の属性を看破できていたのは、盗賊君の鑑定眼のスキルのおかげじゃないですか」
盗賊「鑑定眼?何それ?弱点を見つける透視眼じゃなくて?」
一同(そのスキルが無くなってたのかよ……)
パーティにおける盗賊の価値がさらに低下した。
盗賊「そういや勇者さんの属性って……」
勇者「ん!?えっとねぇ……全部wwえへへ」
盗賊「ふざけんなよ!!」
--宿屋--
盗賊「そんな知略にとんだことを、あの戦場でやっていたとは……」
賢者「何を言ってるんです。相手の属性を看破できていたのは、盗賊君の鑑定眼のスキルのおかげじゃないですか」
盗賊「鑑定眼?何それ?弱点を見つける透視眼じゃなくて?」
一同(そのスキルが無くなってたのかよ……)
パーティにおける盗賊の価値がさらに低下した。
盗賊「そういや勇者さんの属性って……」
勇者「ん!?えっとねぇ……全部wwえへへ」
盗賊「ふざけんなよ!!」
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--宿屋--
勇者「……どうだった?」
盗賊「まさか……わざとだったんですか。髪の毛がこれ見よがしにテーブルに置いてあったのも、俺に本を渡したのも」
勇者「うん……」
盗賊「なんでですか。どうして」
勇者「……私を知っておいて欲しかった。私がどんな想いで勇者をやっているのかを。あの時みたいに君が……身を犠牲にしてまで守る必要のある存在なのかを」
盗賊「……」
--宿屋--
勇者「……どうだった?」
盗賊「まさか……わざとだったんですか。髪の毛がこれ見よがしにテーブルに置いてあったのも、俺に本を渡したのも」
勇者「うん……」
盗賊「なんでですか。どうして」
勇者「……私を知っておいて欲しかった。私がどんな想いで勇者をやっているのかを。あの時みたいに君が……身を犠牲にしてまで守る必要のある存在なのかを」
盗賊「……」
81
--誰かの過去--
それから私は王国に連れて行かれることになる。玉座の間で初めて王様に会った。
王様「君か……こんな幼いのに大変なことだ」
?「……」
王様「……大賢者」
??改め大賢者「はっ」
王様「この子の世話をお前に任せる」
大賢者「お任せください」
--誰かの過去--
それから私は王国に連れて行かれることになる。玉座の間で初めて王様に会った。
王様「君か……こんな幼いのに大変なことだ」
?「……」
王様「……大賢者」
??改め大賢者「はっ」
王様「この子の世話をお前に任せる」
大賢者「お任せください」
71
--誰かの過去--
王国からえらい人がやってきたらしい。なんでも私の噂を聞いて来たそうだ。
団長「いやいやそうはおっしゃられましてもぉ。あの子は我がサーカス団の顔なんですよぉ」
??「好きなだけ金を払ってやる。いくらがいい?」
団長「……そうですかぁ。では100億用意して頂きましょうか」
??「……」
団長「貴方様が本当に王国の使者で、それほど重要だと言うのであればそれくらい払えるでしょう?」
??「……わかった。明日までに持ってこさせよう」
団長「なぬ!?」
--誰かの過去--
王国からえらい人がやってきたらしい。なんでも私の噂を聞いて来たそうだ。
団長「いやいやそうはおっしゃられましてもぉ。あの子は我がサーカス団の顔なんですよぉ」
??「好きなだけ金を払ってやる。いくらがいい?」
団長「……そうですかぁ。では100億用意して頂きましょうか」
??「……」
団長「貴方様が本当に王国の使者で、それほど重要だと言うのであればそれくらい払えるでしょう?」
??「……わかった。明日までに持ってこさせよう」
団長「なぬ!?」
61
--誰かの過去--
私の最初の記憶。
それは下水道で生活していた時のもの。
暗くてジメジメしていて汚い水が流れている。でもそれが世界の全てだと思っていた。
??「あら、ここにいたの。あんまり動いちゃだめだと言ったでしょ」
?「うん、でもねずみさんがいたのー!」
今考えるとおかしな話だが、私は喋る白い色のワニと暮らしていた。
??改め白ワニ「ほら食べ物を持って来たよ。いつものきれいな場所で食べようね」
?「うんー!!」
どういう経緯で白ワニと出会ったのかわからないが、私にとって白ワニは親のようなものだった。
白ワニ「最近上の人間達が私達に気づいたようなの。そろそろ引っ越しをしようと思うのよ」
?「わかったー」
--誰かの過去--
私の最初の記憶。
それは下水道で生活していた時のもの。
暗くてジメジメしていて汚い水が流れている。でもそれが世界の全てだと思っていた。
??「あら、ここにいたの。あんまり動いちゃだめだと言ったでしょ」
?「うん、でもねずみさんがいたのー!」
今考えるとおかしな話だが、私は喋る白い色のワニと暮らしていた。
??改め白ワニ「ほら食べ物を持って来たよ。いつものきれいな場所で食べようね」
?「うんー!!」
どういう経緯で白ワニと出会ったのかわからないが、私にとって白ワニは親のようなものだった。
白ワニ「最近上の人間達が私達に気づいたようなの。そろそろ引っ越しをしようと思うのよ」
?「わかったー」