忍者ブログ
SSとか小説を載せるかもしれません。
41

--地下牢獄--


ゆあがhs「オカアサン……オカアサン……オカアサン……」

勇者はそれから二日間泣いて過ごした。
暴れたため、鎖で繋がれた部分は血が滲み、頭部からは少量の血が出続けていた。
蝋燭の炎に照らされる真っ赤に染まった勇者。


処刑は明日の昼行われる。

拍手[1回]

PR
31

--賢者の家--

盗賊「実はこれ、魔王の毛らしいんだ。俺の服についてた」

賢者「アッー!!」

盗賊「いや、違う違うから、ほら、俺最終決戦で魔王とくんずほぐれつしてた時があったじゃない?」

踊子「アッー!!」

盗賊「いや確かに今の表現はまずかったけどさ、多分その時についたんだ」

賢者「でも魔王ってそんなに毛生えてませんでしたよね。髪の毛はすごく長くて金髪でしたけど、これ黒くて縮れてるし」

盗賊「うん。まぁぶっちゃけ魔王のち○げなんだと思う」

闘士「アッー!!」

拍手[3回]

21

--地下牢獄--

カンカンカンカンカン

勇者「誰!?」

盗賊「お、まだ階段の途中だってのに」

踊子「ありゃ~やっぱり涙声です~ww」

勇者「……ひっ!」

カンカン

勇者「やめて!!来ないで!!」

悲痛な叫びが地下の中で響く。

勇者「はぁ……はぁ」

盗賊「!……」

盗賊の足がぴったりと止まってしまう。
今まで聞いたことがない勇者の悲鳴……。

盗賊「勇者……さん」

勇s者「おネがいだから来るなあああァああ!!」

拍手[2回]

11

--地下牢獄--

勇者「そん……な」

大賢者「お前はじきに……いやすでに、お前の体は魔王化が始まっているはずなんだ」

勇者「っっ変わってる所なんてどこもない!!私は……私は……」

大賢者「許せ……世界の平和のためなのだ」

勇者「……っうあ……」

勇者は大粒の涙をこぼす。

大賢者「せめて……人として葬ってやる。処刑執行者の名を言え。私を怨むのなら私を指名しても構わない。それとも苦楽を共にした仲間に引導を渡してもらうか……?」

勇者「っひ……!!」

どうしてこンナ

拍手[2回]



--玉座の間--

王様「おお 勇者一行! 我が募集に応じた者達よ! そなた達が来るのを待っておった」

盗賊「王様どういうことですか!!なんで勇者さんが拘束されなくちゃならないんですか!!」

賢者「僕達は魔王をちゃんと討伐してきたんですよ!?捕まる理由なんて何もないっ!!」

闘士「ふ、ふご!!」

王様「はははwwまぁそう熱くなるな。まずはそうだな。皆の者、魔王討伐御苦労であった!!」

踊子(……なん……なのよ!!)

拍手[2回]

カレンダー
09 2025/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[01/08 NONAME]
[02/24 NONAME]
[08/01 NONAME]
[08/22 ぴよひこ]
[07/05 ちー]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
Qw0
性別:
非公開
バーコード
P R
カウンター
ブログ内検索
アクセス解析
Copyright ©  -- Qw0の書き物書き物 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri Material by 妙の宴
忍者ブログ  /  [PR]