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SSとか小説を載せるかもしれません。
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--誰かの過去--

私の最初の記憶。
それは下水道で生活していた時のもの。
暗くてジメジメしていて汚い水が流れている。でもそれが世界の全てだと思っていた。

??「あら、ここにいたの。あんまり動いちゃだめだと言ったでしょ」

?「うん、でもねずみさんがいたのー!」

今考えるとおかしな話だが、私は喋る白い色のワニと暮らしていた。

??改め白ワニ「ほら食べ物を持って来たよ。いつものきれいな場所で食べようね」

?「うんー!!」

どういう経緯で白ワニと出会ったのかわからないが、私にとって白ワニは親のようなものだった。

白ワニ「最近上の人間達が私達に気づいたようなの。そろそろ引っ越しをしようと思うのよ」

?「わかったー」

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--教会--

貧乳「それより……なんか違和感とかない?」

盗賊「へ?別になにも変わらないけど……あ、左目が見えない!!……ってなんだぁ、包帯が巻いてあるだけじゃないの」

賢者「あはははは」

踊子「あはははは、はは、は」

盗賊「ぺろんとね!……ん?見えない……あれ?」

賢者「落ち着いて聞いてくれ盗賊君」

盗賊「うん……なに?」

賢者「まずだな、戦闘の結果、生き残ったのは踊子君だけだった」

盗賊「うん。らしいね」

賢者「それでだ。踊子君は優先順位的にも貧乳さんをまず教会に連れて行ったんです」

踊子「結構バラバラになってたから大変だったんですよぉ」

盗賊「まぁ当たり前だよね。貧乳さんあってのパーティだもん」

賢者「で、次に復活した貧乳さんと踊子君とで死体を回収しにいった」

盗賊「ふむふむ」

賢者「次に誰を選んだのかということなんだが、本来は僕と盗賊君を運ぼうとしたらしい」

盗賊「ほうほう」

賢者「だけれど君の体はぐっちゃぐちゃになって飛散していたんだ。悲惨なまでに」

盗賊「ダジャレっすか」

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--第十三のダンジョン--

盗賊「えぇえ?もう視界もくらくらっすよぉ」

賢者「僕だっていきなりそんな感じですよぉ」

闘士「お、おで」

賢者「闘士君、僕が魔法罠の所までマンティコアを引きつけます。だからあなたは攻撃力上昇魔法を盗賊君にかけつつ盾になってください!!」

闘士「わ、わかった!!」

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--第十三のダンジョン--

マンティコア「ぎうううううううあああ!!」

賢者「なんで不必要に手負いにしてんですか!!モンスターなんだから例え両目を奪っても嗅覚だけでも十二分に戦えますよ!!」

盗賊「え、ええええええええええええ!?ごごごごめんなさい!かっこつけてごめんなさい!!」

マンティコア「ぎゃりるうぅううううう」

賢者「激昂状態……防御力は下がるが、攻撃力と速力が上昇してしまった……盗賊君気をつけて!あの腕で殴られたら君や僕の防御力では即死です!!」

闘士「お、おでが守る!!」

マンティコア「ぎいいいいいぃやああああああ!!」

マンティコアは地を蹴り、盗賊達に向かって突進してきた。

賢者「闘士君、無理だ!避けた方がいい!!」

ドスン

闘士「あ、あで?」

あと一歩踏み出せば、マンティコアの爪が闘士に届くというところで、マンティコアは体勢を崩した。

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--第十三のダンジョン地下三十四階--

踊子の魔法舞。盗賊は魅了された。闘士にメロメロだ。
盗賊の尻に絶大なダメージ。盗賊は生きる気力を失った。

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