SSとか小説を載せるかもしれません。
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21
--地下牢獄--
カンカンカンカンカン
勇者「誰!?」
盗賊「お、まだ階段の途中だってのに」
踊子「ありゃ~やっぱり涙声です~ww」
勇者「……ひっ!」
カンカン
勇者「やめて!!来ないで!!」
悲痛な叫びが地下の中で響く。
勇者「はぁ……はぁ」
盗賊「!……」
盗賊の足がぴったりと止まってしまう。
今まで聞いたことがない勇者の悲鳴……。
盗賊「勇者……さん」
勇s者「おネがいだから来るなあああァああ!!」
--地下牢獄--
カンカンカンカンカン
勇者「誰!?」
盗賊「お、まだ階段の途中だってのに」
踊子「ありゃ~やっぱり涙声です~ww」
勇者「……ひっ!」
カンカン
勇者「やめて!!来ないで!!」
悲痛な叫びが地下の中で響く。
勇者「はぁ……はぁ」
盗賊「!……」
盗賊の足がぴったりと止まってしまう。
今まで聞いたことがない勇者の悲鳴……。
盗賊「勇者……さん」
勇s者「おネがいだから来るなあああァああ!!」
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11
--地下牢獄--
勇者「そん……な」
大賢者「お前はじきに……いやすでに、お前の体は魔王化が始まっているはずなんだ」
勇者「っっ変わってる所なんてどこもない!!私は……私は……」
大賢者「許せ……世界の平和のためなのだ」
勇者「……っうあ……」
勇者は大粒の涙をこぼす。
大賢者「せめて……人として葬ってやる。処刑執行者の名を言え。私を怨むのなら私を指名しても構わない。それとも苦楽を共にした仲間に引導を渡してもらうか……?」
勇者「っひ……!!」
どうしてこンナ
--地下牢獄--
勇者「そん……な」
大賢者「お前はじきに……いやすでに、お前の体は魔王化が始まっているはずなんだ」
勇者「っっ変わってる所なんてどこもない!!私は……私は……」
大賢者「許せ……世界の平和のためなのだ」
勇者「……っうあ……」
勇者は大粒の涙をこぼす。
大賢者「せめて……人として葬ってやる。処刑執行者の名を言え。私を怨むのなら私を指名しても構わない。それとも苦楽を共にした仲間に引導を渡してもらうか……?」
勇者「っひ……!!」
どうしてこンナ
1
--玉座の間--
王様「おお 勇者一行! 我が募集に応じた者達よ! そなた達が来るのを待っておった」
盗賊「王様どういうことですか!!なんで勇者さんが拘束されなくちゃならないんですか!!」
賢者「僕達は魔王をちゃんと討伐してきたんですよ!?捕まる理由なんて何もないっ!!」
闘士「ふ、ふご!!」
王様「はははwwまぁそう熱くなるな。まずはそうだな。皆の者、魔王討伐御苦労であった!!」
踊子(……なん……なのよ!!)
--玉座の間--
王様「おお 勇者一行! 我が募集に応じた者達よ! そなた達が来るのを待っておった」
盗賊「王様どういうことですか!!なんで勇者さんが拘束されなくちゃならないんですか!!」
賢者「僕達は魔王をちゃんと討伐してきたんですよ!?捕まる理由なんて何もないっ!!」
闘士「ふ、ふご!!」
王様「はははwwまぁそう熱くなるな。まずはそうだな。皆の者、魔王討伐御苦労であった!!」
踊子(……なん……なのよ!!)
161
--魔王城--
魔王が気付いた時には空中に浮かんでいた。
魔王(はて……?)
魔王はその原因を探ろうと辺りを
ドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!
魔王「!!む?」
何か光の帯のようなものが魔王の傍をぐるぐると回っている。
魔王はそれから攻撃を受けてるせいで、宙に浮かんだままなのだ。
魔王(これ……は)
光速に近い速さで動く盗賊の攻撃を、魔王は対応などできるはずもない。
--魔王城--
魔王が気付いた時には空中に浮かんでいた。
魔王(はて……?)
魔王はその原因を探ろうと辺りを
ドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!!
魔王「!!む?」
何か光の帯のようなものが魔王の傍をぐるぐると回っている。
魔王はそれから攻撃を受けてるせいで、宙に浮かんだままなのだ。
魔王(これ……は)
光速に近い速さで動く盗賊の攻撃を、魔王は対応などできるはずもない。
151
--魔王城--
魔王「戦うのか……」
勇者「……あぁ」
魔王「我の言い分を少しは理解したのだろう?」
勇者「ああ」
魔王「力の差も理解できたはずだ。そこまでして戦う理由があるのか?」
勇者「お前の言うことが仮に全て正しかったとしても、それはあくまで過去の人間達の所業から考えた仮定に過ぎない。次もまた人類が同じことを繰り返すとは限らないんだ」
魔王「……)
勇者「魔王という存在がいるだけで人々は不安を抱く……お前を倒す理由としては十分だ」
魔王「……本音は?」
勇者「仲間が戦うからだ」
魔王「……ふ」
--魔王城--
魔王「戦うのか……」
勇者「……あぁ」
魔王「我の言い分を少しは理解したのだろう?」
勇者「ああ」
魔王「力の差も理解できたはずだ。そこまでして戦う理由があるのか?」
勇者「お前の言うことが仮に全て正しかったとしても、それはあくまで過去の人間達の所業から考えた仮定に過ぎない。次もまた人類が同じことを繰り返すとは限らないんだ」
魔王「……)
勇者「魔王という存在がいるだけで人々は不安を抱く……お前を倒す理由としては十分だ」
魔王「……本音は?」
勇者「仲間が戦うからだ」
魔王「……ふ」