SSとか小説を載せるかもしれません。
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※ノーマルルートの最後の分岐です。
207EX2
--南の島--
俺「……君のために勇者になる」
彼女「……」
さらさら
『それは……ちゃんと意味を理解して言ってくれてるんだよね』
俺「……あぁ……」
彼女は……微笑んでいる。
俺「もう、俺に出来ることがそれしかないのなら……もう、苦しむ君を見たくないから……」
彼女「……」
『ありがとう』
俺はそっと、彼女の首に手をかける。
俺「……力不足で……ごめん。こんな形でしか助けてあげられなくて……ごめん。俺、」
彼女「……」
さらさら
『ごめんね』
207EX2
--南の島--
俺「……君のために勇者になる」
彼女「……」
さらさら
『それは……ちゃんと意味を理解して言ってくれてるんだよね』
俺「……あぁ……」
彼女は……微笑んでいる。
俺「もう、俺に出来ることがそれしかないのなら……もう、苦しむ君を見たくないから……」
彼女「……」
『ありがとう』
俺はそっと、彼女の首に手をかける。
俺「……力不足で……ごめん。こんな形でしか助けてあげられなくて……ごめん。俺、」
彼女「……」
さらさら
『ごめんね』
208EX2
--南の島--
?「……」
男は誰かの墓の前で佇んでいる。
墓と言っても、どこかで拾ってきた石が土の上に置かれているだけの質素なものだ。
?「君の救った世界は……救う価値のあるものだったのかな……」
木漏れ日の中、彼は目を瞑る。
?「君はあれだけ辛い思いをして……それでも人のために戦って……その挙句に追い詰められて……」
男はしゃがみ込む。
?「……せめて……これからはゆっくりとおやすみ」
男は愛おしそうに墓石をなで、持ってきていた花を添える。
?「……君のいない世界で、俺は何をしたらいいと思う?」
勇者になった男は力なさげに笑う。
TRUE END
--南の島--
?「……」
男は誰かの墓の前で佇んでいる。
墓と言っても、どこかで拾ってきた石が土の上に置かれているだけの質素なものだ。
?「君の救った世界は……救う価値のあるものだったのかな……」
木漏れ日の中、彼は目を瞑る。
?「君はあれだけ辛い思いをして……それでも人のために戦って……その挙句に追い詰められて……」
男はしゃがみ込む。
?「……せめて……これからはゆっくりとおやすみ」
男は愛おしそうに墓石をなで、持ってきていた花を添える。
?「……君のいない世界で、俺は何をしたらいいと思う?」
勇者になった男は力なさげに笑う。
TRUE END
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