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--谷--

狩人「……?……か、体が動かない。なんで……」

部隊長E(魔力を消費していなくてよかった……これなら確実に)

ドドドドド

狩人「!?……雪崩が……来る」

ドドドドド!

部隊長E(盗賊王様……ご命令は果たせることができそうです)

ドドドドド!!

狩人「!!!!」

部隊長E「どうかお達者で」

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--谷--

部隊長E「……北の召喚士か!!」

吹雪の中から姿を現したのは北の王国の召喚士と、その兵士達だった。

召喚士「にやにやでやんす。もう袋のねずみでやんすよwww……おろ?なんでここに?」

召喚士は砂漠の風の面々を見て不思議がっている。

召喚士「……あっ、そういやそうだったでやんすね、忘れてたでやんす」

盗賊王「部隊長E、どこかに弓矢で狙撃したやつがいる。探しだせ」

部隊長E「了解!」

隊員1「私は回復魔法を使えます!!隊員2さんを私にまかせてくださいませんか!?」

盗賊王「あぁ、頼んだ。部隊長D、敵の規模、配置、目的を占え!」

部隊長D「わかりました!!」

召喚士「あぁ、もうめんどくさいでやんすね。大人しく負けちゃえばいいのでやんす。かもん、ガーゴイル!!」

別次元との扉が開き、そこからガーゴイルが召喚される。

ガーゴイル「ぎゃぎゃぎゃああああす!!」

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--アジト--

部隊長C「うぅ……ひどいコン。その技は人に打つっていうレベルじゃねーコンよ……」

部隊長E「勝ったものだけが盗賊王様を警護できるのだ」

部隊長Cは砂漠に血まみれで横たわっている。

盗賊王「……んじゃ、今回はD、E、F部隊で」

隊員2「YES!!!!」

部隊長A「……」

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--教会--

賢者「はっ!!」

魔法使い「wwwやっと起きたしwww」

賢者「……ここ……は」

周囲を見回すとここが教会で、そして自分が死んでいたのだということがわかった。

魔法使い「あんま世話やかすなよwwww」

賢者「ごめん……でも僕、どうやって死んだんだ?」

魔法使い「あ?wwそりゃお前www落ちてくる岩が避けられなくてぐちゃってwww」

賢者「……なるほど」

闘士「お、おで」

闘士は賢者に水の入ったコップを差し出した。

賢者「あ、ありがとう……」

ずっ

賢者(……モンスターを倒すためにはいかなる犠牲もいとわない……多分それが勇者というものなんだ……でも)

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--死の砂漠--

隊員67「それでボス、アイテムは入手できたんですか?」

盗賊王「……」

ポス

盗賊王は指輪を投げて渡す。

隊員54「!!やりましたね!!これで残るはあと一つ!!」

盗賊王「……王国……か」


そんな盗賊王達を離れた位置から見つめる影が一つ。

受付「……」

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